Cross Talk営業×施工管理
揺るぎない信頼関係のもと、
より快適な環境の創造に力を合わせて
尽力し、社会の発展に貢献していく
中途入社
2004年度入社
技術一部 課長代理
新卒入社
2010年度入社
営業部 係長
Session 01新人研修での出会いをきっかけに育んできた
営業と現場代理人の深い絆
- Y.T
- 城口研究所では入社後の1年間、現場での新人研修が行われるのですが、私が入社した年の研修を担当してくださったのが現場全体の管理を担う現場代理人のT.Oさんでした。かねてから建築・建設業界に興味を抱いていたものの、私は文系学科の出身ですので、この分野に関しては全くの未経験でした。研修では安全管理をはじめ、工程管理や図面の見方、作成方法まで一から教えていただきました。新しい学びの連続でしたが、一つずつ丁寧に指導していただいたおかげで業務の流れを理解し、基礎的な専門知識を身につけることができました。
- T.O
- 営業担当と現場代理人として、さまざまなプロジェクトに二人三脚で取り組んできましたが、Y.T君は年を追うごとに着実に実力をつけていて、非常に頼もしい存在です。工事が始まってからも、現場では日々状況が変わってきますので、密なコミュニケーションを取り、最善策を一緒に考えながら業務を進めています。
- Y.T
- 入社12年目の現在も、悩み事があるとT.Oさんに相談に乗っていただいています。ご多忙にも関わらず、私のために時間を取ってくださり、いつも的確なアドバイスをくださいます。自身は札幌出身で、入社した当初は東京の土地勘もなく、右も左も分からない状況でした。終業後に食事や飲みに連れていってくださり、共に過ごす時間の中で色んなことを教えていただき、東京での新しい生活にも少しずつ親しんでいくことができました。T.Oさんは私にとって経験豊富な大先輩であり、父親のような大変心強い存在です。
- T.O
- 私に限らず、弊社には現場研修を通じて出会った若手社員のことを気にかける先輩社員が多いと思います。上司と部下、あるいはY.T君と私のように連携体制を取って業務を進めていく他部署のメンバー同士など、社内にはさまざまな関係性がありますが、お互いにサポートできるところは進んで行う姿勢が根づいていますし、働きやすい環境が備わっている会社だと思います。
Session 02かつてない大規模な「選手村」プロジェクトに参画
予想外の事態にも、綿密な連携で迅速に対応
- T.O
- これまでY.T君とタッグを組んでさまざまな案件に携わってきましたが、最も印象深いのは、中央区晴海に建設された2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村のプロジェクトです。本来であれば、2020年夏に選手村として活用されたのち、秋頃から改修作業に入り、新築分譲マンションが建設される予定でしたが、ご存知の通り、大会の開催が1年延期になったので色々と大変なことがありました。東京都や組織委員会から上がってくるさまざまな懸案事項について、営業担当のY.T君と検討を重ねながら、業者の方々とのスケジュール調整をはじめ、材料・機器の確保や予算管理など、一つずつ対応していきました。大会の開催期間中など、私が他の現場で手が離せない時にY.T君がサポートしてくれたので本当に助かりました。
- Y.T
- 2017年にスタートし、現在も進行形で取り組んでいる選手村のプロジェクトは工期も長く、予算面においても、私がこれまで経験したことのない大規模な案件です。T.Oさんがおっしゃったように大変なことは多くありましたが、その分だけやりがいもひとしおです。弊社は、選手村の他にも、オフィスや庁舎、ホテル、集合住宅、教育施設など、日本を代表する建築物を数多く手掛けてきました。その一員として営業を担い、社会の発展と生活文化の向上に貢献できることに大きな喜びを感じます。業務を通じてさまざまな業界の方と関わる中で学ぶことも多く、充実した毎日を過ごしています。
- T.O
- 形ある建築物を街の中に残していくことができるのは、この業界で働く人にしか味わえない達成感であり醍醐味だと思います。
Session 03万全のフォロー体制を築き、働き方の抜本的な改革に取り組む
- T.O
- 建築・建設業界と言うと、社会貢献度が高い一方、肉体的や時間的に負荷が大きいというイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、弊社では、2024年4月に改正労働基準法の建設業への適用が始まることを受け、時間外労働の上限に関して月45時間を目指す取り組み「チャレンジ45」をいち早く導入しました。チャレンジ45のもとに、働き方改革チームや業務改善チームなどを立ち上げ、時間外労働の目標を明確に定め、そこから逆算するバックキャスティングで、働き方を根本から変えていくべく具体的に動き始めています。
- Y.T
- 例えば、改修の現場は着工から完工までの期間が比較的短い場合が多く、スケジュールが変則的になりがちでしたが、働き方改革の実効性を高めることを目指して、本社から各現場に支援を行うなどフォロー体制を築くことによって改善を図っています。
- T.O
- この取り組みを進める中、社員のみならず、お客様においても工期や工程に対する意識や考え方が少しずつ変わってきていることを実感しています。この流れが浸透していけば、業界全体に良き変化がもたらされることにも繋がっていくと思います。